明治の中ごろにはもう日本に入ってきている植物ですが、
あまり知られていませんね。 特異な形の花で、ピンクの羽根のようなものは総苞といって、花を目立たせる役目を担う葉の変化したものです。 中心に、白い柱頭をまっすぐ伸ばしているのが雌シベ(3個)、と先端に白い花粉を出してい太い雄花が隣り合っています。 黄色の海綿状のものは、付属体と呼ばれ花の一部、ピンクの小さな塊は、雌花のツボミです。これらの基部には、小苞というのもついています。 受粉がうまく行くと、総苞は色あせ、二枚貝のように閉じて、果実の成長を守ります。 果実がしっかりしてくると、総苞は落ちてしまいます。 つる性の 「ダレシャンピア」も、2004年11月から展示されています。 でも、このダレシャンピアは、最近は、全く花を咲かせていません。前館工事による、日光不足が原因かもーーー。 |