岩の上や樹木の幹に着生するもので、やや乾燥した森林内に多く見られるようです。
なぜか、ウバメガシと相性がよくて、その林床に密生することが多いという資料がありました。
写真のように、厚手の革質の葉です。葉裏には、びっしりと茶色い毛が生えています。また、胞子嚢のついている葉も混じっています。 この写真で見えている胞子嚢の一粒は、約1ミリほどの小さなものです。 匍匐する茎は、ワイヤーのように硬くてしっかりしています。 東山植物園でも、宿根草園から也有園への道の脇の石垣にたくさん生えています。 山野草の愛好家が多い、ユニークな「シシヒトツバ」、 「モミジヒトツバ」が、温室内シダ室で見ることが出来ます。 |