ユーフォルビアの茎から出る白い汁は、かぶれを引き起こすので、毒草の部類ですが、種子を圧搾して取れた油分を精製すると、
続随子(ぞくずいし)という生薬に変わり、まさに、毒にも薬にも・・・の植物です。
40センチぐらいは直立し、細い葉を十字対生につけています。そこから枝分かれした茎は横に伸び、ぜんぜん違う形の葉をつけ、 葉腋に、黄色い小さな小さな花を咲かせ、やがて丸い果実へと変わります。 果実は短期間にふくらみ、先端部分にシベの名残が見えています。 完熟した黒い果実は、弾けるとき、かなり大きな音を立てるのだとか、一度聞いてみたいです。 春の花「フジ」の果実も、パシーッっと大きな音を立てて弾けますね。 種子から取れる油分、石油の代替品として使えるようですが・・・微々たるものですね。 |