南米、オーストラリアなど熱帯の広い地域に、日本の桜並木のように植栽されて親しまれている花木で、高さ15メートルにもなります。 ラッパ型の花は5センチ前後で、花弁の内側には毛が沢山あります。葉は、一見シダのようで、涼しげです。 2017年、初めて、実がつきました。5センチぐらいです。 日本の「キリ(桐)」の花に似ていることから「キリモドキ」という和名があります。 ↓ は、「太陽の花たち」の著者、関 緑さんから提供していただいた、オーストラリア東南部、ニューサウスウェールズ州グラフトンの街路樹ジャカランダの写真です。 1934年以来、人口1万7千人の小さなグラフトンの町で、毎年、「ジャカランダ祭り」が催されているのだそうです。 |
園の植栽のものと、ちょっと雰囲気が違いますね。 ちょうど、日本のサクラと同じように、花だけが満開になっています。 散り敷いた紫の花がらもサクラの終わり方に似ていますね。 熱帯では、乾季の終わりに落葉状態のままで花を咲かせるのですが、温室内では、雨季乾季の状態を作り出すことが難しいので、葉と花が一緒に出てしまうのです。 |