先に、中国産の「キンカチャ」が展示されていたので、また、開花して展示かな・・と思ってしまいました。 それほどよく似ているのに、種名が違います。原産地も違います。 一体どこが違うのでしょうか。 花の色がキンカチャより少し薄いのですね。flavaは、薄黄色という意味です。黄花茶と表現している資料がありました。 シベの先の葯の色もキンカチャは、オレンジ色に近く、こちらは黄色です。 黄色いツバキは、かなり昔から存在し、標本などの資料もあったようですが、途中で不明になり、新たにベトナムにあることが分かったのは近年のことです。 花弁が肉厚で、うつむいて咲く黄色い花。存在不明の期間があったため、幻の黄花椿の原種とされています。 落ちる寸前には、花弁は開いて花糸はむき出しになっています。 |