大型のハシラサボテンで、花は、夕方から夜間に開花。朝のうちならば、↑のような名残の花が見られます。 今のところ、高い位置で咲いているので、下から見上げた写真しかお届けできませんが、夜間の最盛時には、20センチぐらいの大きな花を咲かせている・・と思われます。 豪華な花なのに、夜間、みんなが帰った後ひっそりと咲いていることになります。 2008年の夏、高い位置に面白い果実が付きました。中にタネらしきものが見えてるようですが、温室の中で、 いったい誰が受粉させたのか・・迷い込んだチョウが、たまにひらひらしてますが。 寒さにも結構強いようで、関東の公園などで林立している画像を見ることがあります。 2012年秋、果実がころんと下に落ちていました。中は甘いゼリー状態で、タネがいっぱいでした。 ところで、ハシラサボテンの中って、どんな風になってるの?って思ったことありませんか? 中南米室の管理担当者が、こんなもの↓を展示してくれました。いろいろですが、どんなに大きくても、木ではない、つまり年輪や、形成層などが見られませんね。 古くなると下の方から木化して、一見木のように見えますが、緑色の大型の茎をもつ多年草、ということになるのです。 しかし、現在は、木と草を分けないで、被子植物・裸子植物の分類が、植物学会では使われているようです。
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