「ミキナシサバル」
(サバル・ミノール) 
-Sabal minor-


ヤシ科・サバル属

アメリカ南東部原産
    クマデヤシ、チャボサバルとも呼ばれています。
ミキナシは幹無しつまり、サバルヤシの仲間のうち、幹が地上に伸びず、地下でうねりながら大きくなっていく種類です。
非常に寒さに強い種類であり、ヤシ科としては、高さがあまりないので、 掌状葉を楽しむ庭木として家庭で育てることも可能です。
この写真では、お分かりにならないかもしれませんが、地際から、掌状葉(しょうじょうよう)(葉柄の先端から小葉が何枚か、 手のひら状に出たものを言い、掌状複葉ということもある)が重なり合うようにたくさん出ています。

全体としての花は地味ですが、一つ一つは、とてもかわいらしい花なのです。そして、果実になる確率、殆ど100パーセントではないかと思われるくらい、 夏にびっしり実をつけ、垂れ下がっています。

東京ディズニーシーに、沢山植栽されているという情報がありました。

(名古屋市立東山植物園・多肉植物室入り口左)

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