ミルトニディウムは、オンシジウム属とミルトニア属をかけ合わせた交配種です。
小型で、唇弁がオレンジと黄色の半々であることから、サンセット=夕日とか夕焼けとなったのではないでしょうか。 これは、メリクロン=生頂点培養で、普及してきたランのようです。 mericlone メリクロン(メリクロン)とは、分裂組織 meristem + クローン clone の合成語です。 実は、昨年訪れたシンガポールの植物園で、お土産コーナーに並ぶ、ランのオチビちゃんを買ってきました。 これ↓がメリクロン方式で作られた「デンドロビウム」です。 これですでに一年以上たっているようですね。 メリクロンについて調べてみると 小型のフラスコに培養液を含んだ寒天培地を作り、その中へ優秀株の生長点から取った分裂組織を植えつける。 一ヶ月ぐらいでプロトコーム(原塊体)と呼ばれる緑色のコロコロした塊が形成される。 これを、切断し、さらに培養、そしてまた切断、培養、と繰り返す事により、一気に数万株の蘭の基?が作り出される。 目的の数になるとこれを大型フラスコに移植し、培養を続ける。 1年ほどで5〜6cmの可愛い苗になる。 資料は、「河野メリクロン」(洋らん種苗会社)のサイトからお借りしました。 |