アリストロキアは、ギリシア語の Aristos=最良 と Locheis=出産 からなる言葉で、この植物が、
安産に効果があると信じられていたことによります。 花弁はなく、蕚がパイプ状の奇妙な形になっていて、開いた口には、虫を誘引するための毛が密生しています。 その形から「ペリカンフラワー」とも言います。 この部屋の反対側には「アリストロキア・ギガンテア」 が、周年、やはり奇妙な花をつけています。 平成21年12月、10年以上沈黙していたリンゲンスが開花しました。根がぐらぐらしています。最後の力を振り絞って、子孫を残さなければ・・と、 考えたのかもしれません。比較的下の方で咲いてくれたので、開口部の毛がはっきり見えました。 花のあと、一月足らずで果実が見られました。ポリネータ(送粉者)はどんな虫なのかは不明です。小さい画像は、過去の完熟果実です。 |