「ニオイバンマツリ」 
(ブルンフェルシア・アウストラリス)
-Brunfelsia australis-


ナス科・ブルンフェルシア属

ブラジル南部・アルゼンチン原産。

    英名はYesterday-today-and-tomorrow とか Kiss me quick。
1−2日ほどで、青紫から白に花色が変化することからついた名前です。 いい香り、といえるかどうか好みが分かれるところですが、夕方から、匂いがすることは確かです。
花の形はそっくりで、やや小型の「バンマツリ」というのもあります。

バンマツリとニオイバンマツリを隣同士に並べれば、比較できますが、そうでないときは、どうやって見分けたらいいのでしょうか。
多分、一箇所にいくつツボミがつくか・・ではないかと思います。バンマツリは、学名はBrunfelsia uniflora。unifloraは、一つの花のという意味ですから、 短枝の先に一花のみ。ニオイバンマツリは、australisつまり南半球のとか南方のという意味で、花の数を指定するものではないので、複数のツボミを見ることがあります。 「ことがある」と書いたのは、全部が一箇所に複数のツボミをつけるという訳ではなく、中には一つしかないのもあるからです。
また、ニオイバンマツリのほうが、葉っぱが大きく柔らかく、枝も長く(長いものは90センチぐらい)、ついている葉の枚数も多いのです。

(名古屋市立東山植物園・サンギャラリー*中南米室入り口 )

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