つる性の多年草です。 熱帯各地で野生化していて、その葉の形から、ヤハズカズラと呼ぶこともあります。 「ヤハズ(矢筈」というのは、本来は、矢の末端の弓の弦(つる)を受ける部分を指すのですが、 竹や棒の先が二股になった、掛け物を掛ける道具を指すこともあり、この方が現代では分かりやすいでしょう。 カズラは、つる性植物のことです。 ご覧のとおり、花の中心は深く、ちょっと見には真っ黒です。でもよ〜く見ると。花蕊(かしん)が見えています。。 英名は、Black eyed susan vine です。 この園芸品種は、東花卉室にもあり、「ツンベルギア 'サンダンス'」という名前で、よく花を咲かせています。 そのページには、花の中心部シベの状態の画像があります。 ツンベルギアの仲間は、他にも「ツンベルギア・カーキー」 、「ツンベルギア・フォーゲリアナ」 「コダチヤハズカズラ」, そして、ちょっと雰囲気が違いますが、「ツンベルギア・ミソレンシス」が、同じサンギャラリー内に植栽されています。 |